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アスベスト トリビア

アスベストとは?

語源は『永久不滅』とか『燃えない』を意味するギリシャ語に由来すると言われています。安価で経済性に富むことに加え、以下のような特徴を持ちます。

・紡織性(しなやかで糸や布に織れる)
・抗張力(引っ張りに強い)
・耐摩擦性(摩擦・磨耗に強い)
・耐熱性/断熱性(高熱に強い/熱遮断)
・防音性(音遮断)
・耐薬品性(薬品に強い)
・絶縁性(電気を通しにくい)
・耐腐食性(細菌・湿気に強い)
・親和性 (他の物質との密着度合いが良い)

これらの特性は石綿以外の天然鉱物はもちろん、人工的な物質にも見られないことから『奇跡の鉱物』と呼ばれ、近代日本の工業的発展の歴史の中で、多種多様な工業製品に使用されました。例えば、スレートやサイディング等の建築資材・保温材・断熱材・ブレーキライニングなどの摩擦材・絶縁板・シール材・耐火被覆・防音材・結露防止材などなど…最盛期には3000種を超える製品が生産され、市場は90%が建設産業と言われています。

 日本でも高度経済成長の波に乗り、昭和30年代の半ば(1960年)頃から輸入が増大し、昭和49年(1974年)にはピークの35万トン、平成の時代に入り輸入が減少傾向に入るまでは年間30万トン前後の輸入量がありました。昭和50年(1975年)には国内で発ガン性物質として認定され『吹付けアスベスト』は原則禁止になっていたわけですが、他の物質と混ぜ合わせた『アスベスト含有吹付け』として実際には膨大な量が消費されました。今から20年程前にもAS問題は大きく取り上げられましたが、近年、さらに建築資材中の含有率などの基準や規制が厳しくなり、本年7月には『石綿障害予防規則』が施行されたところです。